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<パチモン画廊>

−怪獣トランプ編−

■  はじめに ■
パチモン。
関西では「ゾッキ」とも呼ばれるそれは、
まさに商業資本主義と人の業とが生み出した時代のあだ花と言えましょう。

売れている既存のキャラクターに角を生やし線を増やし(本家でも似たような事してますけど…)、
かろうじてオリジナルといえるほどチープなものから、
まったく無から創造されたものまで。
その根幹に流れているのは、「ひともうけ」という資本主義の原点があります。
売れているものがあれば、二匹目のドジョウを狙う。
実に、この商業資本主義に忠実な商売なのです。

マンガやテレビのキャラクターがビジネスになることを知らしめたのが、いまや伝説の怪獣ソフビメーカーとなったマルサン商店です。
ゲテモノ映画でしかなかったゴジラを商品化し、プラモデルを商標登録したその先見性。
しかし、そのマルサン商店もブームの失速とともに、一旦市場から姿を隠すこととなります(近年、復活しました)。

そう30年前から、キャラクタービジネスは生まれていたんです。
と同時に、売れている商品に羨望の眼差しを向けている商人もいました。
版権を拾得するには、面倒な手続きが必要。
「あがり」を取られるのも癪だ。
ならば自分たちで、作ってしまおう!
相手は、どーせ子供だ。

そんな強欲なオトナたちの「子供だまし」を集めてみました。

○大怪獣カード
※クリックすると、大きく表示されます。

スペード クローバー ハート ダイヤ

まず、間違いなく怪獣ブームの際に作られたものでしょう。
しかし、52種の絵柄の中に「どこかで見たことがある」ヤツは、どこにもいません。
すなわち、すべてがオリジナル!
この量にして、4クール分のキャラクターたち。
埋もれさせるには、あまりに惜しいです。
ただネーミングに脱力系が多いのが難点かと(宇宙ウナギ”メトロカバヤン”とか、メロン原人”メロメロン”とか…)


箱にはキューピーが描かれており、ひょっとすると今流行の「カンキャラ(企業キャラ)」?
経年劣化で、箱の上のベロがちぎれてしまいました(号泣)
つーか、トランプがあまりにピッタリ入りすぎてるのが、そもそもの問題…。

○怪獣トランプ
※クリックすると、大きく表示されます。

スペード クローバー ハート ダイヤ

パチモン嗜好家としてはさけて通れないのが、「ヨコプロ」「ヤマプロ」の5円引きブロマイドです。
本家の5円引きブロマイドと違い、誰もその正確な種類は把握していないので、
「アカスケロニはKブロックだ」とか
「怪獣世界一週(オリジナル表記のまま)シリーズはNブロックだ」なんて会話は、
聞こえてきた試しがありません(笑)

そこで、この怪獣トランプの出番です。
ジョーカーに書かれている「ALASKA CARD co.」から、通称「アラスカトランプ」と呼ばれ(ホントに?)
パチモントランプとしてはバツグンの知名度を誇ります。
また、微妙なバージョン違いもあるようで、
いまいましい恐竜図版が、ちゃんとパチ怪獣になっているものもあるようです(ほしいッス…)

前述の「ヨコプロ」「ヤマプロ」と、どんなつながりが?と思われるでしょうが
その5円引きブロマイドの図版が、そのまま使われているんです。
なかでも集めるのが難しいと言われている「怪獣世界一周シリーズ」が網羅されている点が高ポインツです!
というわけでこの怪獣トランプは5円引きブロマイドの再利用品
すなわち貴重な資料と言えましょう!

○怪獣トランプ(本家)
※クリックすると、大きく表示されます。

スペード クローバー ハート ダイヤ

最後はやはり本家に登場願いましょう。
これは完全にパチではないのですが、箱絵のセブンにダマされて買ってしまったものです。
中身を見て愕然。
期待したのは当然あの宇宙人だったのですが(爆)、Qとマンしかいない上に
ハートでは頭数そろえの恐竜が…。
あの…セブンはどこに?
しかもマンで選ばれなかった怪獣の立場は…(アボラスやバニラ、サイゴなど)
というわけで、見物はダイヤ。
もはやクオリティがヤマプロのそれと同じです(特にゴモラは必見!)。


箱にノンスメルと書かれているので、おそらく子供用の景品でしょう。
すこぶる状態が悪い上に、箱に比べてトランプが一回り小さいんです。
思わせぶりなセブンとエレキングが憎い…(苦笑)


怪獣シール
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これはまったく出所不明。
シールの橋に『Cキンプロ』とあるが、怪獣ハカセの小生も聞いたことがないです。


5円引き怪獣カード ヨコプロ編

5円引き怪獣カード ヤマプロ、エスプロ編

5円引き怪獣カード その他

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